2012年10月14日日曜日

Blues Jam at Chicago Rock. 


約8~9ヶ月ぶりの、大阪・南森町「シカゴ・ロック」。


先月は、神戸の波止場近くのジェイムス・ブルース・ランドという素敵な場所でシカゴ・ロックのマスターさんから出演者から総出のブルース・イベントがあったのだけれど、そのイベントの司会・進行・総合プロデュースをされていたのが、月一回の金曜日ブルースジャムを仕切っておられるTAKAGIMANさん。


ブルースはブルースでも、コテコテの黒人ブルースにハマっている人達が集う場所、という事でシカゴロックの午後8時からのセッションに初めてお邪魔したのが2年半くらい前。


今回、久しぶりにこちらのドラムセットに座った。ここのはかなり年季が入っているのだけれど、やはり木製のドラムみたいな楽器は、色々な人に叩き込まれるほど音のヌケが良くなるらしいので、叩いていてもとても気持ち良く感じた。
スネアードラムはTAKAGIMANさんの所有物なのかお店のかわからないけれど、リムショットで叩くとスコーン!とぬける感じの音が、ハンパなく気持ちの良いリズムを生み出してくれた。


演奏するスペースの壁には、過去にこちらで行なわれたライブのチラシがたくさんペタペタと貼り付けてある。
ドラムセットの右脇の壁には、先日お亡くなりになった元憂歌団のドラマー、島田和夫さんがギターの田中晴之さんやベースの東ともみさんらと出演されたライブのチラシが数枚貼り付けてあった。
よく、日本古来からの発想で音霊(オトダマ)とか言霊(コトダマ)とか言うけれど、この空間には島田さんのオトダマもきっと生きているのだろう、と思った。残念ながら、一度もそのプレイを間近に拝見することは出来なかった。

セッションは、色々な知らない人とも音合わせをするスリリングな場所だ。
今回は、ドラマーは司会のTAKAGIMANさんと私だけだったので、約一時間半くらいは一人で色々な方々の奏でる音に合わせてドラムを演奏させていただいた。

もっと小気味よいシャッフルを出来たら、とかもっとダイナミックなオカズ(タム回し)を叩けたら、とか、ボーカルの方に合わせて対応出来るように色んな引き出しを普段から作っておかないと
いけないな、と改めて自分に言い聞かせる良い機会だった。



人に拠るのだろうけれど、自分の場合は、セッションでドラムセット慣れして、色々な人達から音の刺激を受けて心身共にウォーミング・アップをした上で翌日バンドの練習に入ると、より体力・集中力が増していくように思われた。セッションに行けない場合は、ひたすら自宅やスタジオの個人練習で補うとしよう。


恐ろしいことに、何もやらない日が続くと、いざという時にセットに座っても、体が全く反応出来ない。やはり、スポーツなどと一緒で、わずかでも日頃からのトレーニングをしておかなくては、音楽的な瞬発力は身に付かないようだ。











この日は、高校生のギターを弾く男の子が初めて遊びに来ていて、私に「カッコイイっスね!」とひとこと言ってくれた。

しかし、今の私にはそれをストレートに喜ぶ余裕がない。


相当過去の苦い経験から、むしろ、人に褒められた時ほど冷静にならなきゃアカン、とよく思っている。人の事は好い部分も称賛したいけれど、自分に関しては客観的な耳や目で見ておかないと、とんだカン違い女で終わってしまう。

むしろ、この音楽空間の中の演奏者を「カッコイイ!」と思った16歳の少年が将来的にシカゴの黒人プレイヤーに混じってブルースギターなんぞ生き生きと演奏していたとしたら・・・それは凄い影響力だったんだな~!てな事になる。

そういう意味では、この少年の褒め言葉は、こちらのお店に居る全ての人達に向けられたもの、と自分の中で自動変換している。そう受け取ると、とても喜ばしい一言じゃないか。

この世代の人達が、早いうちにブルースやファンクなどのブラックミュージックにどんどん触れて、その辺りの音楽人口がもっと増えてくれたら、と思う。



過去に何度もドラムを投げ出したけれど、今はセッションやバンドや観に行くライブなどで素敵な人達とたくさん出会って刺激を受け、鍛えられてもいるので、本当に有難いことであります。









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